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2006年10月11日

WTCビルにあった根本的欠陥(EJ第1486号)

 昨日のEJで「WTCビルを設計した建築家の一人であるアーロン・スワースキ氏は
ボーイング級の飛行機が激突しても耐えられるように設計している」と書きましたが、
これは本当のことなのです。というのは、1945年7月28日にニューヨークのエン
パイア・ステートビルに濃霧のため、軍用機B26が衝突するという大事故があったか
らなのです。
 そのときは、B26の機体の破片が地上に落下し、多数の犠牲者が出たのですが、ビ
ル自体は崩壊することはなかったのです。しかし、エンパイア・ステートビルをはるか
に凌ぐ世界貿易センタービルを建てるに当たって、1945年の大惨事を教訓に仮に戦
闘機であろうと、旅客機であろうと、大型の飛行機が衝突して火災が発生しても、ビル
が倒壊するまで「最低5時間は持ちこたえること」が建築の条件とされたのです。
 したがって、アーロン・スワースキ氏をはじめとするWTCビルの設計者たちは、当
時最大の旅客機であるボーイング727が激突する場合を想定してビルを設計をしてい
るのです。しかし、WTCビルの北南2棟は次の時間で倒壊しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
           WTCビル北棟 ・・・・・ 1時間00分
           WTCビル南棟 ・・・・・ 1時間45分
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 これに対しては2つの見方があります。1つは注文通りに設計が行われず、手抜きが
あったとする説です。港湾局と建築業者の間でワイロのやり取りがあったという情報も
あるのです。こういう情報は、ビルや建物の不可解な倒壊事故があったときは必ず出て
くるものです。しかし、建築家の間では、事件発生直後からWTCビルの構造上の問題
が影響したのではないかという意見が根強く出されていたのです。
 2つは、大型の旅客機が激突した割りには、よくその衝撃に耐えたとする意見です。
マスコミなどではこの説を取っているところが多く、2001年11月11日付のニュ
ーヨーク・タイムス紙は、次のように書いています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
       WTCビルは民間機の衝突の衝撃に立派に耐えた。しかし、そ
       の後発生した火災によって崩壊した。2000度近い高熱に耐
       えうる鋼材はどこのビルにも使われていない。
       ――2001.11.11日付、ニューヨーク・タイムスより
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ここで思い出していただきたいのは、WTCビルが1993年にも爆破されかかって
いるという事実です。このとき捕まった実行犯のテロリスト、ラムジー・ヨゼフは、イ
スラム原理主義過激派であり、逮捕されたとき次のようにいって悔しがっていたという
のです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
       WTCビルの南棟の地下を爆破し、北棟にぶつければ2棟とも
       倒壊させることができると思った。そうすれば、5万5000
       人は殺せた。            ――ラムジー・ヨゼフ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 どのような爆発であったのかについて述べておきましょう。
 1993年2月26日、午後12時27分にその爆発は起こっています。WTCビ
ルの地下駐車場で、トラックに乗せた爆弾が爆発し、6人が死亡、数百人のけが人が出
たのです。この爆発とWTCビルの崩壊は無関係でないと考えられます。
 テロ集団は、ビルの上部に飛行機が衝突しただけではビルが崩壊しないことを事前に
掴んでいたと思うのです。そこで、あらかじめビルに爆弾を仕掛けておき、飛行機がビ
ルに突入すると同時にその爆弾を爆発させたのです。
 その爆弾を仕掛けた位置や爆弾の量などは、1993年の爆破データが役に立ったと
考えられます。そうでないと、あのように完全には崩壊しないのです。それに実行犯た
ちは、WTCビルの構造的欠陥も十分アタマに入れていたと思われます。その結果、ビ
ルは爆弾の爆破によってよって完全に崩壊したのです。
 WTCビルの構造的欠陥について述べておきます。構造的欠陥とは次の3つです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
       1.事務所スペースを大きくとるために、ビルの中心に垂直の
         鉄骨が使われていないこと。
       2.両方の棟とも、64階以上の内壁には耐火被覆財として、
         アスベストが使われていない。
       3.2棟が同時に火災になったとき、ビル内スプリンクラーへ
         の給水が間に合っていない。
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 ビルの外側は大きく弾力性のあるチューブであり、その中に小さく頑丈なチューブ
が入る構造をしているのです。ちょうど竹輪のような構造で、外側のチューブと内側の
チューブの間に床が渡してあり、この部分がオフィス・スペースになっていたのです。
 ところが、床の部分には金属板を敷いた上に軽度のコンクリートを流して固めただけ
だったのです。これは、ビルが老朽化した時点で床と柱のジョイント部分に爆薬を仕掛
けると、少量でビルを破壊できるように考えた設計なのです。
 64階以上にアスベストが使われていないのは、それが人体に有害であるとの議論が
建設の途中で沸きあがったためであり、代わりに使われた耐火スプレーでは効果がなか
ったのです。アスベストなら4時間は持ちこたえたといわれています。
 スプリンクラーへの給水が間に合わなかったのは、2棟同時に火災が発生することを
想定していなかったからです。・・・・・ [9.11/012]

WTCビルの崩壊.jpg

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