UA93便墜落の謎を探る(EJ第1502号)
シカゴの郊外にユナイテッド航空のシステム・オペレーションズ・コントロール・
センターがあります。2001年9月11日――センターではレーダーが追跡中のUA
93便の機影をフォローしていたのです。機影はスクリーンに赤いアイコンで表示され
少しずつ動いていたのですが、機影は一瞬フリーズしたようにストップしたのです。
ユナイテッド航空の運航管理責任者であるハンク・クラコフスキー氏は、部下の運航
管理者に地図を渡して位置を確認するよう指示を出します。直ちに運航管理者は、93
便が消息を絶った位置の緯度と経度を割り出して、「ペンシルバニア州ジョンズタウン
の南」と特定したのです。墜落現場です。
墜落現場には近くの消防隊員リック・キング氏が7分後に到着しています。生存者の
救出のためにです。しかし、現場には、飛行機も遺体も何もなく、呆然としたといいま
す。ジェレ・ロングマンの本からその部分を引用します。
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<どこに行っちまったんだ?>
墜落したのは旅客機だったと確信しているが、キングが見る限
り、小さな破片ばかりだった。ボーイング757は62万6千
個の部品から成り、60万個のボルトやリベットで固定されて
いる。使用されている電線は97キロメートル。だが、キング
の目の前にあるのは小さな破片と化した部品やリベット、そし
て無残に引き剥がされた配線の断片だけだった。現場に駆けつ
けたほかの消防隊員や町の住民たちは一様に、狐につままれた
ような表情を浮かべている。
――ジェレ・ロングマン著/『墜落まで34分』より
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墜落から数時間後に、機体を捜査していたペンシルバニア州警察は「電話帳よりも大
きな破片は一つも見つからない」と報告しています。つまり、何もかも粉々になってし
まったのです。
考えてみると、9.11テロに使われた4機の航空機は搭乗していた乗客・乗員を含
めて、全てが粉々になっていることになります。これでは、残骸から何が起きたのかと
いう真相に迫ることは不可能になります。まさに、完璧なテロの遂行ということになる
のです。
どのような状況でUA93便は墜落したのでしょうか。
93便の機体は完全に裏返しになったまま地面に激突したことがわかっています。速
度575マイル――時速925キロです。こういう猛スピードで地面に激突すれば、何
もかも粉々になってしまうのかも知れません。
しかし、A機とB機の激突したWTCビルも、C機が突入したペンタゴンにしても、
いずれも爆発が起きているとされているのです。すべてが粉々になってしまうのは、爆
発が原因であれば十分納得ができるのです。
しかも、その後に判明した状況によれば、93便の残骸は半径8マイル――約13キ
ロメートルにわたって散乱していたというのです。このことから、UA93便は墜落し
たのではなく、米空軍のF16戦闘機から発射されたサイドワインダー・ミサイルによ
って撃ち落とされているという説が出ているのです。実際にそのときジョンズタウンの
近くの空域には第119戦闘機航空団がいたことは目撃者もいて確かなことなのです。
こんな話が伝えられています。その日、ブッカー小学校の近くのサラソタ国際空港を
エアフォース・ワンで飛び立ったブッシュ大統領は、飛行機がペンシツバニア州に墜落
したとの報告を受けると「その飛行機はわが軍が撃ち落したのか墜落事故だったのか、
どっちなんだ?」と尋ねたそうです。
ホワイトハウスにいたコンドリーサ・ライス国家安全保障担当補佐官はこれを受けて
ペンタゴンに問い合わせたところ、2時間後に「その飛行機は軍が撃ち落したものでは
ない」という回答があり、一同は胸をなでおろしたというの話です。
当然のことながら当局はF16戦闘機による撃墜説を必死になって否定しています。
残骸が墜落現場から南東に13キロメートルにわたって散乱していることについては、
これは「卓越風の方向」であり、クレーターから風で紙片などが運ばれたものであると
しています。卓越風というのは、ある地域にある期間最も頻繁に現れる風向きがあり、
その風向の風のことをいうのです。ちなみに鳥取砂丘は冬の北西卓越風によって千代川
の運んだ石英砂が内陸まで運ばれ、形成されたものといわれます。
このミサイル撃墜説については、いろいろと調べてみたのですが、墜落と見るのが妥
当であると考えられます。なぜならミサイルによって撃墜されたのであれば、墜落地点
に至るまでの経路に破片が落下しているはずなのですが、そういう事実がないからです
それに、この状況では軍がミサイルを発射して撃墜しても許されたからであり当局があ
えてそれを伏せる必要はないと考えられるからです。
しかし、それ以外のことで疑惑はたくさんあるのです。とくに謎が解けないのは、な
ぜ、コックピットがたいした武器を持たないテロリストによって制圧されたかです。あ
るパイロットは、次のようにいっています。
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かみそりを持っていようが拳銃を持っていようが、誰もあのパ
イロットから操縦かんを奪うことはできない。特にパイロット
が2人乗っていたら絶対、無理だ。彼らには一番の防御方法が
ある。機体を転がせばいいのさ。クリック4つで逆さになって
クリック4つで元に戻る。10秒で終わる方法だ。
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・・・ [9.11/028]
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