米国は何を隠蔽しているのか(EJ第1416号)
アポロ計画による数々の月面の疑惑写真――米国は、月面の本当の姿をなぜ隠蔽した
のでしょうか。
これをめぐってはいろいろなことがいわれていますが、現時点ではこれは「謎」とい
うしかないのです。このことに関連して次のような話があるのです。NASAを引退し
た宇宙飛行士の情報としてです。
米国の有人宇宙計画には「表」と「裏」があって、表はNASAであり、裏は空軍だ
というのです。もともと米国のロケット開発は、陸軍・海軍・空軍の3軍でそれぞれ行
っていたという経緯があり、空軍が現在でも戦略的な目的のために、宇宙開発計画を行
っていても不思議はないのです。
空軍の有する施設は、何もかもNASAそっくりであり、NASAと空軍のそれぞれ
で、独立した宇宙計画が独自に進められているというのです。このうちNASAに関し
ては情報が一般公開されているのに対して、空軍のそれは軍の機密保護の下で一切表に
は出ていないのです。
この空軍の有人宇宙計画によって、人類はアポロ17号以降も月に行っているという
情報すらあります。一体何のために、そのようなことをしているのでしょうか。21世
紀における宇宙の戦略防衛システム「SDI計画」に関係があるのでしょうか。
ロズウェル事件というのをご存知でしょうか。
1947年7月5日のことです。ニューメキシコ州ロズウェルの近くの牧場にUFO
が墜落し、機体や異星人が軍当局に回収されたという事件が起こっています。発見者は
牧場主のマック・ブレーゼルという人物で、それを保安官事務所に届けたのです。
保安官事務所から連絡を受けて、近くのロズウェル陸軍航空隊飛行場のジェシー・マ
ーセル少佐が現地に赴き、残骸を拾い集めて飛行場に運んだのです。
それらの残骸は見た目も地球上のものとは異なると考えられたので、ブランチャード
司令官の判断でプレス・リリースを作らせ地元新聞社に情報として流したのです。地元
新聞「ロズウェル・デイリー・レコード」紙は、それを7月8日の一面に次のようなタ
イトルで報道しています。
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ロズウェル陸軍航空隊が
ロズウェルの牧場で空飛ぶ円盤を捕獲!
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当時UFOという言葉はなく、空飛ぶ円盤といわれていたのですが、目撃情報は多く
あったのです。このニュースはあっという間に世界中に広がり、世界中のマスコミから
問い合わせの電話がロズウェルに殺到したといわれています。
その日の夕方になって、第8軍司令官ロジャー・レミー准将は「ロズウェル・デイリ
ー・レコード」紙に連絡を入れ、回収した残骸は空飛ぶ円盤のものではなく、気象観測
気球のものであったことを報道するよう要請したのです。新聞社がそれを次の日に報道
すると、騒ぎはひとまず収まったのです。
しかし、それから30年経ってロズウェルは再び同じ問題で注目を浴びることになる
のです。1978年に核物理学者であるスタントン・フリードマンという人がこのUF
O回収事件を再調査し、目撃者を探し出してインタピューを行うなどして、この事件に
は、「宇宙版ウォーターゲート事件」ともいうべき、大がかりな隠蔽工作が行われたと
いうことを発表したのです。
なお、フリードマンの調査に基づき、本も発刊されています。日本語へ訳された本の
名前をお知らせしておきます。
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チャールズ・バーリッツ/ウイリアム・ムーア著
南山宏訳、『ロズウェルUFO回収事件』徳間書店刊
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これによって、ロズウェルはUFOのメッカになった感があるのです。世界中のUF
O研究家がロズウェルに集まり、多くの著書も発刊されるようになります。
また、牧場主からの知らせでUFOの残骸を回収したマーセル少佐は気象観測気球の
残骸であるという軍の結論に納得せず、あくまでUFOの残骸であると主張したため、
大変な苦境に陥ってしまうのです。このマーセル少佐については『ロズウェル』という
名前の映画で詳しく知ることができます。
このロズウェル事件をめぐって大変大胆な予測があるのです。実はロズウェルに墜落
したのは紛れもなくUFOそのものであり米国政府はその残骸を基にして当時極秘の
プロジェクトを立ち上げているのです。そのプロジェクト名は「ソリューションG」と
いうのです。
これは墜落UFOの複製プロジェクトではないかといわれているのです。このプロジ
ェクトでは、ノーベル賞クラスの学者たちによって「重力を相殺する反重力装置」の開
発・研究が行われたらしいのです。
それがどのようなものであるかは、情報もなくはっきりしないのですが、開発の狙い
は、「光や電波のように重力を制御して航行する宇宙船」なのです。ごく簡単にいうと
垂直に上下し、そして水平に高速で移動できる宇宙船――まさにUFOそのものと考え
てよいと思います。
このUFOや異星人に関して副島隆彦氏は、異星人の存在は完全に否定しているもの
の、UFOに関しては、米空軍が開発していると見られる垂直離着陸の円盤状の飛行体
が、その正体であるといっているのです。
そこにロズウェル事件などで、異星人やUFO出現の話が出てきたので、それを逆手
にとってカモフラージュしている――そう述べています。UFOテクノロジーを使った
兵器――たとえば、ステルス爆撃機などは既に完成しており、米国は月にからめて何か
大切なことを隠していることは確かなようです。月に関して隠蔽したいことが何かある
と考えられます。・・・ [アポロ計画/027]
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