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2007年02月13日

天体Mに該当する惑星は実在する(EJ第1028号)

 「ノアの大洪水は、天体Mが地球に異常接近したか、衝突したことが原因である」
――この高橋実氏の所説を昨日までご紹介してきました。おそらく、「そんなこと信じ
られない」という人がほとんどであると思います。
 だいいち天体Mは高橋氏の思考実験のための「想像上の産物」に過ぎないものです。
実際に発見されているなら話は別ですが、そうでないと話に説得力はないと考える人は
多いと思います。
 しかし・・・です。その天体Mではないかと思われる惑星は実在するのです。「えっ
!?どこに?」――古文献に「災厄をもたらす凶星」として記述されているものの中
に、天体Mに近いものが、ひとつあるのです。
 言語学者で宇宙考古学者のゼカリア・シッチンという人がいます。専門は、古代メソ
ポタミア文明で、シュメール人の粘土板の解説を主な研究テーマとしている人です。
 彼は、現代文明を支えている要素の多くが、今から6000年前に突如として花開い
たシュメール文明にあることに気が付き、この文明を徹底的に調べ上げたのです。
 古代シュメール人は、とくに天文学に優れており、彼らが残した天文学に関する数百
にも及ぶ粘土板に書かれた内容は、現代の天文学の視点からみても、極めて正確としか
いいようのない惑星の位置や星座のリストが含まれるのです。
 シッチンはそれらの粘土板の研究の過程で、とんでもないものを発見するのです。そ
れは惑星が正しく配置された太陽系図でそこには、9つの惑星ともうひとつ別の惑星、
火星と木星の間を通る長楕円軌道を持つ太陽系第10番目の惑星がちゃんと記述され
ていたのです。
 「ふぅーん」と感心する前に考えていただきたいのです。肉眼で確認できる太陽系の
惑星というと、水星、金星、火星、木星、土星までであり、それに地球を加えて6つで
す。あとは天体望遠鏡がなければ視認できないはずです。それなのにシュメール人は、
天王星、海王星、冥王星の存在を知っており、ちゃんと位置まで描かれていたのです。
それどころか、現代でもまだ発見されていない第10番目の惑星まで指摘されているの
です。
 1976年にシッチンは『第12番惑星』を著し、この第10番目の惑星の正体を明
らかにしています。ちなみに、なぜ、『第12番惑星』というのかというと、シュメー
ルの伝統では、太陽も月も惑星として数えるからです。このシッチンの著作は、高橋実
氏が『灼熱の氷惑星』を著した1975年とほぼ時期が一致します。もしかしたら、高
橋氏は、シッチンの研究を知っていて、天体Mを考えたのかも知れません。
 シッチンによると、この第10番目の惑星は「ニビル」と呼ばれ、3600年ごとに
地球に接近し、災厄をもたらす「巨大な赤い星」であるといっています。
 シッチンの研究によると、その惑星の大きさは木星とほぼ同じで、公転周期は約36
00年非常に細長い楕円軌道をしているのです。近日点(太陽に一番近いところ)は火
星と木星の間、遠日点(太陽から最も遠いところ)は外宇宙のはるか彼方にあります。
ちょうど、太陽系を横切るように公転しているために、シュメール語で「交差する星=
ニビル」といわれるのです。
 シッチンについては、大変興味深い話が伝わっています。1989年8月に米国の宇
宙探査機ボイジャーが海王星に接近し、その地表の写真を地球に送ってきたのですが、
シッチンは早くから「海王星の表面は青緑色、水分が潤沢にあり、沼地の植生とおぼし
き斑紋が観察される」ということを欧米の雑誌に書いていたのです。ところが、ポイジ
ャーから送信されてきたデータはシッチンの予言通りだったのです。
 天文学者でも預言者でもないシッチンに、誰も見たことのない海王星の姿をなぜ予言
できたのかというと、古代シュメールの粘土板にそう書かれているとシッチンはいうの
です。しかし、現代の天文学は、シッチンの主張を無視しています。
 シッチンが唱える謎の惑星「ニビル」に関する手がかりはエジプトにもあるのです。
エジプトは数千年にわたって存続した王国であり、その間には多くの彗星が飛来してい
ます。そういうこともあり、エジプトには優れた天文学者が多くいるのです。
 そのエジプトに、ユダヤ人の「出エジプト」に深く関わっているといわれる絵があり
ます。その絵は墓所の天井に描かれているのですが、絵の中央にはオリオン座の3つ星
その下にはサフーオリオンの像、その前には牡牛座のヒアデス星団、その下にはソプデ
トの星(シリウス)が描かれています。注目すべきは、この絵の中に彗星のような軌道
を持つ天体が描かれていることです。
 この天文図を研究・解析している天文学者パベル・スマトニイは、これを「ニビル」
の楕円軌道であるといっています。この天文図では、「ニビル」の軌道は、歪んだ8の
字で描かれているのです。
 現代の天文学で第10番目の惑星ではないかと考えられているのは「超冥王星」と呼
ばれている惑星です。NASAが割り出したデータによると、超冥王星の軌道は長楕円
形で、公転周期は何と3600年――他の惑星の公転面と垂直に近いかたちで公転して
いるというのです。「ニビル」とそっくりです。
 このように、高橋氏の天体Mに近い惑星の候補はたくさんあるのです。しかも、「ニ
ビル」は天体Mのように、災厄をもたらす惑星であるというのです。そうだとすると、
「ニビル」も惑星ですから、再び地球を襲ってくることになります。それはいつなので
しょうか。
 「ニビル」が地球を襲ったのはいつなのでしょうか。そして、現在は3600年周期
のどの位置にあるのでしょうか。非常に気になることです。
 実は1980年代以降、未知の天体発見のニュースが相次いでいるのです。そして、
中東欧、南アジア、中国、メキシコなどでいっせいに洪水が発生しています。気になり
ますね。                    ・・・ [ノアの洪水2/09]

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