シドニア地区にある都市遺跡(EJ第1539号)
人面岩はひとまずおき、ディピエトロとモレナーが発見した巨大なピラミッド状の構
造物についてお話ししたいと思います。このピラミッド状の構造物は、人面岩から南西
に16キロ離れた場所にあるのですが、発見したディピエトロとモレナーの頭文字をと
って「D&Mピラミッド」といっているのです。
シドニア地区における人面岩とD&Mピラミッド――これら2つは明らかに異常構造
物です。D&Mピラミッドを中心に半径を16キロとして円を描いたとします。この円
内に入る範囲の面積はおよそ100平方キロになります。
1億5000万平方キロの火星の全面積のうち、この100平方キロというごく限ら
れた範囲内に、2つの異常な構造物が存在する可能性は150万分の1という確率でし
かないそうです。それにこの範囲に入る面積の中には、人面岩やD&Mピラミッド以外
にも特異な構造物が存在するのです。つまり、異常構造物がごく限られた場所に集中し
て存在しているわけです。
このD&Mピラミッド――実は5面体なのです。しかも、単なる5面体ではなく、底
辺は見事な左右対称の5角形なのですが、底辺を挟んだ2組の斜辺の長さが異なるので
す。つまり、短い3辺と長い2辺で構成されているのです。短い辺は約1.5キロ、長
い辺は約2.6キロであり、ちょうど将棋の駒のような格好をしているのです。(添付
ファイル/写真A)
さらに南側の三角形の斜面とは反対の北側の斜面は、真ん中の稜線が一直線ではなく
、途中で三叉に分かれているのです。それでいて、左右対称のバランスを保っているの
です。このように、左右対称の斜面を持ち、なおかつ向かい合った2つの辺の長さを同
じにし、頂点には左右対称の三叉構造を長さ数キロに及ぶ地形として生じさせることな
ど自然界にはあり得ないことなのです。
D&Mピラミッドを形成する辺の比率は1:1.6となっています。これは、黄金分
割比と一致します。線を2分するさい、美的効果が最大になるとされる比率です。レオ
ナルド・ダ・ヴィンチはこの比率を具現化し、「正方円内の男」という作品を残してい
ます。この絵画は、正面を向いた裸の男が正方形と円に内接する形で描かれています。
芸術家にして科学者であったダ・ヴィンチは、人間の体の美しさに感動し、その美し
さの根源が幾何学図形である正方形と円に内接するプロポーシヨンにあると考えて「正
方円内の男」を描いたのです。これを「神聖のプロポーション」というのです。
この「正方円内の男」は、正面を向きながら左右の両腕を水平にした状態と、少し斜
め上に上げた状態を重ねて描いており、同時に両足を閉じた状態と少し開いた状態を重
ねて描いているのです。この場合、両腕は正方形に両足は円に内接しているのです。添
付ファイル/写真Bをごらんください。
これら2つのポーズのうち、両腕を水平に伸ばし、かつ両足を開いた状態を考えると
、頭と両手、両足を結ぶ直線は、左右対称の5角形を形成するのです。D&Mピラミッ
ドはまさにこの形をしている――すなわち、人体の構造をあらわしているのです。
このように、火星の地表には、人間の顔をあらわす人面岩と人体の構造をあらわす1
:1.6の比率のD&Mピラミッドが存在するということになります。
D&Mピラミッドを中心に半径を16キロとして円を描いたとき、その円内には人面
岩やD&Mピラミッドだけでなく、他にも異常構造物が存在すると述べましたが、それ
らの構造物について明らかにしておくことにします。ホーグランドによる発見です。
人面岩から西に数キロのところに一部が壁で囲まれたように見える構造物があります
。壁は真っ直ぐであり、南東の角では2つの壁が「逆くの字形」でつながっています。
この形状が外敵を防ぐ城壁に似ているところから、ホーグランドはこれを「要塞」と名
づけているのです。
しかし、この「要塞」は後にMGS(マーズ・グローバル・サーベイヤー)が撮影さ
れた画像により、全てが光と影の造形、すなわち、幻影であったことが判明しています
。何しろ写真での判定なので、こういうことも起こり得るのです。
続いて、その「要塞」の西側に三角のピラミッド状構造物があります。その白く輝く
2辺の長さはいずれも約1.6キロと推定されるのですが、これらの2辺に相対するか
のように、少し離れたところには、まるでギリシャの神殿を思わせる構造物が認められ
るのです。それらは、長方形の連続を基調とした構成で、4キロから8キロほどの区画
の中にすべて収まっているのです。
その構成はまさしく都市構造そのものであり、ホーグランドは「シティ」と名づけて
いるのです。中心部には、5つの構造物がサイコロの「五の目」のような形で配置され
ており、東西方向、南北方向に走る道路のようなものも認められます。
この「シティ」の東10キロのところに人面岩があります。シティと人面岩の間には
何の障害物もないのです。つまり、シティから人面岩ははっきり見える位置にあるので
す。人面岩の中心部に定規を当ててみると、口の部分を通過して延びた直線がシティの
中心部に達するのです。
このように、シドニア地区に集中する構造物群には、数学的・幾何学的概念が介在す
ることが明らかになっています。それは、火星地表に存在する特異な構造物群が自然現
象で作られたものではなく、人工構造物であることを示す証拠なのです。
具体的にいうと、シドニア地区のそれぞれの構造物、あるいは複数の構造物の間には
特定の位置関係があります。これは19.
5度といった特定の角度で表されるものです。つまり、それぞれの構造物が内包する角
度やお互いの距離は数学的要素に満ちたものなのです。したがって、そこに数学的な分
析が不可欠になるのです。このようなものが自然現象でできるはずはないのです。
しかし、一番情報を握っているNASAは、いかにも常識的な発表しかしていないの
です。したがって、ホーグランドのシティなども、相変わらず「光と影のいたずら」だ
というのです。
・・・[火星の研究/19]
≪画像および関連情報≫
・写真A:5角面体のD&Mピラミッド
・写真B:ダ・ビンチの「正方円内の男」
・写真C:シティの全貌
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