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●個人アカウントかビジネスアカウントか
フェイスブックのアカウントの取得について考えてみる。アカウントの取得
には次の2つがある。
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1. 個人アカウント
2.ビジネスアカウント
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
これら2つのアカウントを両方持つことはできないので、どちらかをひとつ
選ぶことになる。この場合、企業はどちらを選ぶべきであろうか。
企業なら当然「ビジネスアカウント」と誰でも考えるが、必ずしもそうとは
いえないのである。なぜなら、ビジネスアカウントでは、やれることがあまり
にも制限されているからである。
個人アカウントは、フェイスブックの有するすべての機能──個人ページの
閲覧と交流、フェイスブックページの作成と広告などのすべてを使うことがで
きる。これに対して、ビジネスアカウントは、フェイスブックページの作成・
掲示と広告しか使えない。フェイスブックページを作成すれば、ファンになる
人が出てくるが、そのファンのプロフィールを見ようとしてその人の個人ペー
ジを閲覧することすらできないのである。
しかも、ビジネスアカウントはその管理にも問題がある。ビジネスアカウン
トであっても、必ず1人の個人が使用しなければならないことである。つまり、
担当者を決める必要がある。企業名で登録して、あとは複数の人がそのアカウ
ントを使い回しすることは許されていない。
そういうわけでフェイスブックについては、企業でそれを活用する場合でも
個人アカウントを取得すべきである。問題は、個人アカウントでビジネス目的
の活用ができるどうかである。
結論からいうと、フェイスブック本部が認めているのでそれは可能である。
この点がビジネス活動を原則的に認めていない日本最大のSNS、ミクシィと
の大きな違いである。個人アカウントは、あくまで個人同士が交流するのが目
的であるが、そのうえでフェイスブックは、その個人がビジネスをすることを
認めている。この場合、個人ページを「自宅」と仮定すると、フェイスブック
ページは「お店」(企業)ということになる。
SNSはあくまで個人活動が中心の交流サイトである。フェイスブックでは
それをビジネスに使う場合は、その企業に所属する社員が個人アカウントを取
得し、個人ページのプロフィールで、自分の所属企業と職務内容を明記し、所
属企業のフェイスブックページを掲載する──このような個人中心の運営にな
る。ちょっと考えると、企業としては使いにくい感じがするが、それでも多く
の企業がビジネスとしてフェイスブックを利用している。
●フェイスブックのビジネスツール
フェイスブックでは、ビジネスツールとしては3つが用意されており、それ
らと検索との関係を示すと次のようになる。
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1.フェイスブックページ ・・・ 検索可能
2. グループ ・・・ 検索不能
3. フェイスブック広告 ・・・ 検索不能
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
まず、「フェイスブックページ」はフェイスブックのアカウントを持ってい
る人なら誰でも作れるもので、その機能はブログとほとんど変わらない。フェ
イスブックページは、フェイスブック側で用意しているツールを使って構築す
るものであり、ページを作ること自体は誰でもできる。
フェイスブックページの大きな特色は、それがグーグルなどの検索の対象に
なっており、ブログと同様に誰でも見ることができるという点にある。しかし
フェイスブックのアカウントを持っていない人が、ブログのように自由にコメ
ントを書き込んだりできない不便さがある。この不便さが個人アカウントの取
得を促しており、ユーザーを増やす仕掛けになっている。
続いて「グループ」とは何か。
グループとは、一般的なSNSなら「コミュニティ」、もしくはそれに類似
する機能である。グループはそれに参加している人だけでコミュニケーション
をとることのできるもので、そのプライバシーを「公開」、「非公開」、「秘
密」の3段階に設定できる。「非公開」と「秘密」はどこが違うかというと、
「非公開」はそのグループの存在はわかるが、招待されない人は参加できない
のに対し、「秘密」はそのグループの存在すらわからないという点にある。な
お、フェイスブックページやグループは、いつくでも作ることができる
最後に「フェイスブック広告」とは何か。
フェイスブック広告は、ユーザーの属性(ソーシャルグラフ)を元に表示す
る広告を決めるシステムで「ターゲティング広告」といわれる。広告を出稿す
るのは有料になっている。フェイスブックページの存在を知らしめるために使
うと効果がある。これら3つのビジネスツールは上手に組み合わせると、大き
な効果を発揮する可能性がある。 つづく
平野 浩
●ツイッターとフェイスブックは営業の集客ツールとして使える
集客にホームページを使う方法について基本的に行うべきことを述べてきた
が、あとどのような方法が考えられるだろうか。
実は有力な手段が残されている。それは、SNS──ソーシャル・ネットワ
ーキング・サービスを活用する方法である。ブログも広義ではSNSであるが
ここでSNSといっているのは、次の2つである。
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1. ツイッター
2.フェイスブック
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このツイッターとフェイスブック──日本におけるユーザー数はツイッター
は約1000万人、フェイスブックは680万人といわれている。ツイッター
に比べてフェイスブックのユーザー数が意外に少ないのは、日本には先行SN
Sであるミクシィの存在が大きいからである。ミクシィのユーザー数は、実に
2535万人に達している。
しかし、ミクシィは原則的にプライベートな付き合いを前提としてビジネス
への利用を禁じているのに対し、フェイスブックは「フェイスブックページ」
を用意してビジネスへの利用を公式に認めており、既に多くの企業がフェイス
ブックのユーザーになっている。
「ツイッターとフェイスブックでは、どちらをやるべきですか」──このよ
うに聞いてくる人がいる。そういう質問は、大工さんに「ノコギリと金槌では
どちらを使いますか」と聞くようなものである。どちらも大工さんにとっては
必要な道具であり、「両方とも利用する」が正しい答えである。
しかし、ノコギリと金槌の使う目的が異なるように、ツイッターとフェイス
ブックも、その利用する目的は異なる。その目的とは次の通りである。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ツイッター ・・・・・ 人脈を「広げる」ツール
2.フェイスブック ・・・・・ 人脈を「深める」ツール
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ツイッターの情報伝播力は、「バイラル波及効果」といって、まるでウイル
スが増殖するように爆発的に拡大する力を持っている。口コミ伝播力の凄さで
ある。しかし、それはツイッターを上手に使った場合の効果であって、その活
用法は工夫する必要がある。これに対してフェイスブックは、伝播力はツイッ
ターと比べると限定的であるが、ていねいに使うと、効果的に人との付き合い
を深化させる力がある。ブログ機能を持つホームページの別働隊として、この
ツイッターとフェイスブックを使うと、ホームページの集客力を大きく向上さ
せる可能性がある。
●ツイッターとフェイスブックはどこが違うか
樺沢紫苑氏という精神科医がいる。樺沢氏は、ただの精神科医ではない。ご
本人の自己紹介によると、発行部数累計15万部のメルマガ、フォロワー数が
10万人のツイッター、ファン数1万5000人のフェイスブックページ、合
計26万人以上の媒体力のあるインターネット・メディアを駆使する異色の精
神科医なのである。
以下は、樺沢氏によるツイッターとフェイスブックの違いの一覧である。こ
れは樺沢氏が自分のファンに対し、自身の「フェイスブックページ」に「ツイ
ッターとフェイスブックはどう違うか」というアンケートを掲載し、返された
40件以上のコメントをベースにまとめたものであるという。
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≪ツイッター≫ ≪フェイスブック≫
・広げる ・深める
・数を集める ・関係性を深める
・新規顧客の開拓 ・ファン・リピーターを育てる
・「今」に強い ・「今」読む人は少ない
・気軽に情報発信 ・気軽に対話コミュニケーション
・コミュニケーション深まりづらい ・コミュニケーションが深まる
・一覧性が悪い ・見やすい
・情報の量 ・情報の質と信頼性
・数のツイッター ・質のフェイスブック
──樺沢紫苑著/サンマーク出版刊
『ツイッターの超プロが教える/Facebook仕事術』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ツイッターとフェイスブックにはそれぞれ一長一短があり、両方をうまく使
うことによって、「人を集めてそれぞれの付き合いを深化させる」ことが可能
になる。
ブログの機能を追加させた企業のホームページにプラスして、フェイスブッ
クとツイッターを使って集客する──これができると、きわめて理想的な集客
の仕掛けが完成する。しかし、ツイッターとフェイスブックは基本的には個人
のツールであり、それを企業としてどう生かすかが問われる。 つづく
平野 浩
●メールマガジンの文字表示には問題がある
メールマガジンは営業には欠かせないツールである。しかし、営業に活用す
るメルマガには文字表示に気を付けなければならないことがある。それはフォ
ント設定の問題である。何はともあれ、次の図を見ていただきたい。どのよう
見えるであろうか。
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iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii▲
ZZZZZZZZZZZZZZZ▲
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▲が上下に大きくずれているときは、そのまま何もしなくてもよい。日本語
文字優先のフォントが使われているからである。もし、▲の上下が縦に揃って
いる場合は、Eメールの右サイドは縦方向にデコボコになって相手に送られ、
受信メールも右サイドがデコボコで届くはずである。
▲が縦に揃っていたり、揃っていなかったりするのは、フォントの種類が違
うからである。ウインドウズの場合、フォントには次の2つがある。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
▲の上下が揃っている ・・・ プロポーショナルフォント
▲の上下がズレている ・・・ 固定ピッチフォント
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「プロポーショナルフォント」というのは、文字の横幅がそれぞれ違うフォ
ントのことである。アルファベットはプロポーショナルフォントであり、英語
圏の国では、すべてプロポーショナルフォントを使っている。
これに対して「固定ピッチフォント」は、文字の横幅がすべて等幅のフォン
トである。日本語文字は等幅であり、フォントは当然のことながら、固定ピッ
チフォントに設定すべきである。
しかし、マイクロソフトでは、PCの出荷時の文字フォントの設定はすべて
プロポーショナルフォントになっており、日本語を読みやすく、きれいに表示
するには、固定ピッチフォントに設定し直す必要がある。
整理すると、▲が上下揃っている場合は、フォントはプロポーショナルフォ
ント、上下にズレがあるときは、固定ピッチフォントに設定されていることに
なる。つまり、自分で意識してフォントの再設定しない限り、プロポーショナ
ルフォントのままでPCを使っているのである。つまり、ウインドウズOSが
搭載されているPCを使っている人のほとんどは、プロポーショナルフォント
のままでメールやメルマガを読んでいることになる。
●プロポーショナルフォントを固定ピッチフォントに再設定
もうひとつ知っておくべきことがある。ウインドウズではプロポーショナル
フォントと固定ピッチフォントの両方がサポートされている。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
プロポーショナルフォント ・・・・ МSPゴシック、МSP明朝
固定ピッチフォント ・・・・ МSゴシック、МS明朝
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
それでは、プロポーショナルフォントを固定ピッチフォントに設定を変更す
るにはどうすればよいか。再設定は簡単であるが、メールソフトとブラウザの
両方についてフォントの再設定を行うべきである。
メールソフトをアウトルックエクスプレスであると仮定すると、「ツール」
+「オプション」と操作して「読み取り」のタグをクリックすると、「フォン
ト」ボタンが表示される。このボタンをクリックし、プロポーショナルフォン
ト(P)と固定ピッチフォント(F)をともにМSゴシック(明朝)に設定す
ればよいのである。(ウインドウズのバージョンによる若干の違いあり)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
プロポーショナルフォント(P) → МSゴシック(明朝)
固定ピッチフォント(F) → МSゴシック(明朝)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
続いてブラウザである。ブラウザをインターネットエクスプローラであると
仮定すると、「ツール」+「インターネットオプション」と操作すると「フォ
ント」ボタンが表示されるので、ボタンをクリック。表示された画面で次のよ
うに設定する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
Webページフォント(W) ─→ МSゴシック(明朝)
テキスト形式フォント(P) ─→ МSゴシック(明朝)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
勘違いをしないで欲しいのは、固定ピッチフォントを採用して英文字をタイ
プし、Eメールを送信しても、べつに間延びした英文字が相手に届くというこ
とはなく、何ら不都合なことは一切ないということである。それなら、どうし
てマイクロソフトはプロポーショナルフォントをデフォルトにしているのか。
その理由は不明である。「INTEC FORUM」 では、横全角35文字で改行し、М
Sゴシックで送付しているが、それを受ける人がプロポーショナルフォントの
ままでは文字が揃って表示されないのである。 つづく
平野 浩
●ウェブサイトでどのように集客するか
ホームページやブログなどのウェブサイトを使って集客するというのは、今
やビジネス界での常識になっているが、ウェブサイトでの集客のやり方には、
2つの考え方がある。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.ウェブサイトのオーナー企業の扱う商品やサービスを購入してくれる
可能性のある人を中心に集客する。
2.商品やサービスの対象者にこだわらず幅広く集客し、その中から顧客
を育てるという考え方で集客する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
上記2つのどちらの考え方に立つにせよ、どのように集客するかが問題にな
る。営業店舗を訪問するお客の立場になって考えると、リアルの店舗の場合は
それが外から見えているので、近所にあるとか、偶然に見つけたとか、ショッ
ピングで発見して訪問することが多い。もちろん、広告を見たり、テレビで話
題になったり、人から勧められたりすると、はじめからその店舗を目指して訪
問することになる。
しかし、ホームページ──ネット営業店舗を訪問する場合、そこに辿りつく
には何らかのキーワードをグーグルの検索窓に入力して検索し、そのキーワー
ドに合致する検索結果のページから、求めているサイトを探してアクセスしな
ければならない。検索結果は何ページにもわたるが、できる限り上位に表示さ
れないと見つけられる可能性は低くなる。
問題は検索結果を何ページまで見てくれるかである。ここに、株式会社アイ
レップの調査があるので、ご紹介する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1ページのみ ・・・・・・ 12.0 %
2ページまで ・・・・・・ 34.4 %
3ページまで ・・・・・・ 27.8 %
4ページ以上 ・・・・・・ 25.8 %
──インターネットでお店をやろうよ!編集部編
『SEO・SEМウェブマーケティング』/ASCII刊
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
これによると、検索ページを2ページまで見てくれる人は46.4 %、3ペ
ージまでは74.2 %であり、何としても3ページまでに入らないと、見ても
らえる可能性は低くなる。
しかし、検索上位に入るメカニズムについてグーグルは公表していないので
推測を立てて上位表示対策を講ずるしかないが、テクニカルなSEO(検索エ
ンジン最適化)を講ずるまでもない、きわめてオーソドックスな方法がある。
●どのような情報を提供するか──2つの集客方法
情報提供型ホームページの場合、どのようなコンテンツを提供するかによっ
て、検索上位に表示される可能性が違ってくる。冒頭で述べたウェブサイトで
の集客のやり方の2つのタイプ別でみると、次のようになる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.集客方法「1」
サイトのオーナー企業が扱っている商品やサービスに関連するコンテ
ンツ(情報)をサイトに集積する。
2.集客方法「2」
商品やサービスの対象者に絞らず、幅広くビジネスに関連するコンテ
ンツ(情報)をサイトに集結する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ホームページやブログなどのウェブサイトで情報を発信すると、そのコンテ
ンツは当然のことながら、そのサイトが存在するサーバーにストックされ、ど
んどん増えていくことになる。その情報の中には数多くのキーワードがあり、
それがストックされていくことを意味する。
この場合集客方法「1」では、サイトのオーナー企業の提供する商品やサー
ビスに限定して情報を提供するので、当然のことながら、商品やサービスに関
するキーワードが多くストックされる。そうすると、そういうキーワードで検
索した場合にヒットすることになる。しかし、情報のテーマを限定してしまう
ので、ヒットする割合は相対的に少なくなり、まして強い競合会社があると、
検索結果の上位にはなかなか表示されにくくなる。
これに対して集客方法「2」の場合、幅広くビジネスに関連する情報を提供
するので、キーワードについても多種多様のキーワードがストックされること
になる。そうすると、キーワード検索ではヒットする割合は大きくなり、検索
結果の上位にも表示される可能性は高くなる。
株式会社インテック・ジャパンのホームページは集客方法「2」を採用して
いる。したがって、毎日サイトを訪問する1000人を超えるユニーク訪問者
はインテック・ジャパンのサービスに無関心の人も訪れることになる。しかし
キーワードがヒットする割合は大きく、検索結果のかなり上位にも表示される
ことがしばしばある。 つづく
平野 浩
●ホームページを訪れる正味の人数をウオッチする
ホームページを作ってアップしている以上、どのくらいの人が訪問してくる
かについて企業として個人として、関心があって当然である。まして企業のサ
イトで、ホームページを集客目的に使うことを考えている場合は、そのアクセ
ス状況を毎日チェックする必要がある。
しかし、ホームページのアクセス状況について、モデルになるような数値は
公開されていない。企業ならこのくらい、個人ならこの程度という成功ライン
の数値が明確ではないのである。
ホームページのアクセス状況を分析するツールは、「グーグル・アナリティ
クス」をはじめ多く用意されている。多くの項目が分析できるが、最も基本的
な数値は次の2つである。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.ユニーク訪問者の数
2.ページ・ビューの数
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
最初に「ページ・ビューの数(PV)」について説明する。ページ・ビュー
とは、サーバーからHTMLファイルが呼び出された回数のことである。した
がって、これによってどのページがどのくらい見られたかということはわかる
が、それが何人の訪問者によって見られたかはわからない。
それを知るには「ユニーク訪問者の数」を調べる必要がある。ユニーク訪問
者の「ユニーク(unique)」とは「一意の」という言葉に置き換えられる。つ
まり、「他に同じものがない」という意味になる。ユニーク訪問者について定
義すると次のようになる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ユニーク訪問者とは、ホームページへのアクセス数の単位の一つであり、あ
るサイトを特定の期間のうちに訪れた人のユニークな数である。この場合、
同じアドレスを持つ人が複数回訪問しても1人と数える。この点、ページ・
ビューはある期間中に、単純に各ページがサーバーから呼び出された回数の
総計であり、この数値から訪問者数は算出できない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ホームページのアクセス数については、ほとんどの企業で公表していないが
公表する場合も、年間何万回ページ・ビューというように年間のPVの数値に
限られる。大企業の場合は、商品のCMを流したあとの数ヵ月間、ホームペー
ジへの影響度をチェックする程度で、概してホームページへの訪問数をあまり
気にしていないように見える。
●1日1000人を超える安定した訪問者のあるホームページ
株式会社インテック・ジャパンの場合、ホームページについては、次の方針
を立てて取り組んでいる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.ビジネスパーソンに役立つ最新の情報を提供する
2.情報提供型のホームページづくりを目指している
3.1日当りユニーク訪問者数を増加させるのが目標
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
なぜ、1日当りのユニーク訪問者数を問題にするかというと、毎日安定した
訪問者数を確保したいからである。情報提供型のホームページづくりを目指す
以上、それは当然の目標である。
それでは、その成果は得られているかというと、現在のところ道半ばという
ところである。しかし、2009年にユニーク訪問者は1日1000人を超え
て以来現在まで、この数値を下回ったことはなく、「1日1000人以上」の
安定的訪問者数を確保できている。
これまでの1日の訪問者の最高人数は、2009年9月12日の2069人
であり、平均として1日1300〜1400人である。比較する基準はないが
1日の数値としてはけっして低い数値ではないと考えている。各コラムの数値
もとっているが、各コラムともに1日平均50人以上のアクセス数があり、繰
り返し読まれていることを感じさせる。
企業の数値ではないが、個人のホームページの場合、毎日のアクセス数は大
体次のような数値が参考になる。この本の著者の岡崎久美氏によると、「1日
30ヒット」に届けば個人サイト作りは成功といえるとしている。 つづく
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
A.1日 10ヒット以下 サイトの存在感なし
B.1日 10〜 25ヒット そこそこの告知活動
C.1日 25〜 50ヒット 軌道に乗りつつある
D.1日 50〜100ヒット 訪問者ニーズはあく
E.1日100〜200ヒット 準優良サイトである
F.1日200ヒット以上 優良サイトの可能性
──岡崎久美著/МdNコーポレーション
『ホームページのアクセス数を確実にアップさせる112のコツ』より
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
平野 浩
●ホームページを評価する「ページランク」
ホームページ(ブログを含む)を評価する基準はあるのだろうか。
いくつかの評価基準はあるが、そのなかで最もシンプルであり、権威のある
評価基準は、グーグルの「ページランク/PageRank」である。
「ページランク」は、グーグルがサイトの評価を点数化し、10段階(1〜
10)でランクを決定する指標である。なお、実質的には10段階であるが、
正確にいうと、「0」を加えて11段階評価である。したがって、実は「ラン
ク1」になるのにもかなりハードルが高いのである。
ランクごとの評価の目安としては、次が上げられる。なお、これはグーグル
が発表した公式の評価ではない。
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≪グーグルページランク≫
0 ・・・・・ 評価なし
1〜2 ・・・・・ 標準サイト
3〜4 ・・・・・ 人気サイト
5〜6 ・・・・・ 有望サイト
7〜9 ・・・・・ ポータルサイト
10 ・・・・・ 最高ランクサイト
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブログを含むごく普通のホームページは、0〜2ランクである。3〜4ラン
クは注目を集めている人気サイトである。5〜6ランクは、相当の集客力のあ
るサイトで、大手百貨店、著名企業などは大体このランクに位置する。7〜9
ランクは、ヤフー!ジャパン(8)やMSNジャパン(7)などのポータルサ
イトであり、最高ランクの10ランクは日本にないといわれる。
それでは、どのようにしてページランクを知るかであるが、複数の方法があ
るが、一番簡単な方法をご紹介する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
≪グーグル・ページランク・チェッカー≫
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
URLをクリックすると、「グーグル・ページランク・チェッカー」のペー
ジが表示されるので、一番上にあるURLにホームページやブログのアドレス
を入力し、「PageRank Check!」ボタンをクリックすればよい。株式会社イン
テック・ジャパンのURLをコピーして入力していただきたい。そうすると、
ランクは「3」と出るはずである。一応「人気サイト」のランクである。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
http://www.intecjapan.com/
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
●ページランクのメカニズムを解明する
それでは、グーグルはどういうメカニズムでページランクを決めているので
あろうか。
ページランクを決めるメカニズムについてグーグルは公表していない。しか
し、そのメカニズムを解明しようとするサイトは多い。そこで、そのひとつで
ある「SEOmoz」をご紹介する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
SEOmoz
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しかし、これはかなり難解である。そこで、国立情報学研究所准教授・大向
一輝氏によるページランクの解説が非常に分かりやすいので、ご紹介する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
10人が所属するグループで、各人が他のメンバーに対して1票ずつ投じる
ことができることとする。メンバーは、残りの9人全員に1票ずつ入れるこ
とも、数人だけに入れることもできる。これを集計すると、それぞれのメン
バーの得票数は0〜9票となり、これを基本的な評価(持ち点)とする。次
に、個別の票が誰から誰に投じられたかを確認し、持ち点の高い人からの票
には加点を、持ち点の低い人からの票は減点する。こうして持ち点を調整し
たうえで、その持ち点をもとに再び票の調整を繰り返していき、変動がなく
なるまで続けると、最終的な評価が定まる。──「週刊エコノミスト」臨時
増刊(毎日新聞社)/2010年8月9日号所載の大向一輝氏の論文より
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
要するにページランクは、ブログを含むホームページ間のリンク関係に注目
し、多くのリンクが張られたページを高く評価する仕組みである。さらに評価
の高いページからリンクされたページにも高い評価が与えられる。大向氏はこ
れをグループ内の自由投票に例えたのである。
しかし、理想的なホームページは「多くの人が集まる」サイトである。多く
の人が集まれば自然にリンクも増えて、ページランクも上がるのである。しか
し、ホームページの世界には何人ぐらい集まるサイトがよいのかという基準の
ようなものはない。次回はその基準について考える。 つづく
平野 浩
●インテック・ジャパンのメルマガの特色
メルマガを使うメール・マーケティングのテキストを見ると、コンテンツ企
画としては、次の3つのポイントを守るよう書いてある。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.1回ごとの読み切りコラムにする
2.大きなテーマは四半期ごとに変更
3.6割は一般情報/4割は販売促進
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「INTEC FORUM」 は、このテキストの方針とはまったく異なる考え方で配信
している。コンテンツ企画としては、1回ごとの読み切りではなく、複数回の
連載コンテンツを配信している。それは「INTEC FORUM」 がインテック・ジャ
パンのホームページへのリピーターの来訪者の増大を狙っているからである。
そのため、メルマガと同じコンテンツをホームページにもアップロードし、連
載している。
これに対して1回ごとの読み切りコンテンツの提供は、新規の読者の拡大を
狙っているようにみえる。なぜなら、1回ごとの読み切りコンテンツならいつ
でも新規に購読できるからである。それにメルマガと同じコンテンツをホーム
ページに掲載しているケースはあまり多くない。
「INTEC FORUM」 にはもうひとつ大きな特色がある。それは、メルマガでは
自社の広告を行わないことである。冒頭のコラムのテーマは、ビジネス全般に
役立つと思われる一般的話題を選び、後半の「INTEC COLUMN」のほとんどは外
部の専門家の依頼記事である。ただ、4週間に1回程度、会社主催セミナーな
ど会社の行事を伝えるだけである。
このようにすると、当然のことながら、多くの連載コンテンツがストックさ
れていくことになる。それらのコンテンツはインテック・ジャパンのホームペ
ージのブログ部分にアップされ、いつでも読めるようになっているが、ホーム
ページ上の連載物を順を追って読むのは大変である。
そのため、後から読み返しても面白いコンテンツを選んで、「ナレッジ宅配
便」のスタイルで毎日配信のメルマガとして読めるようにしてある。既に述べ
たように、ホームページにある「ナレッジ宅配便」のボタンをクリックすると
そのページを表示させることができる。
このように、インテック・ジャパンでは、同じコンテンツを次のように3回
にわたって再利用するのである。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 「INTEC FORUM」 で1回目
2.ホームページ/ブログで2回目
3. 「ナレッジ宅配便」3回目
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
●ユーチューブ動画を積極的に利用する
インテック・ジャパンのホームページのさらなる特色のひとつとして、「動
画」の利用が挙げられる。現在、ホームページに掲載しているユーチューブ動
画は次の通りである。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎異文化コミュニケーション
◎海外赴任前研修/海外現地法人マネジメント研修
◎語学集中研修/“経営知”研修会
◎語学集中研修/美しい英語(中級英語)
◎会社情報/会社行事
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「異文化コミュニケーション」では、この研修の目標やねらいや実際の研修
の模様について、2人の講師が5本の動画でわかりやすく解説している。
「海外赴任前研修」の「海外現地法人マネジメント研修」では、この研修全
体の案内をするとともに、チェコ、中国、タイ、ブラジルを担当するそれぞれ
の講師自身が動画で解説し、また、海外でのマナーを解説する動画もある。
「語学集中研修」には「経営知研修会」と「美しい英語(中級英語)」の動
画がある。前者は日米経営に関心のある人向けであり、後者は英語を上品に話
したいと望む人を対象にしている。題材として映画を取り上げ、映画の中の実
際に使える美しい英語について説明している。ここでは映画『ローマの休日』
から3本の動画で講師が説明している。
「会社情報」/「会社行事」では、既に述べたように、インテック・ジャパ
ンの忘年会の動画を5年間にわたり紹介している。
いうまでもないことだが、動画は非常にわかりやすく説明できるツールであ
り、ユーチューブは無料で使えるので、利用すべきである。 つづく
平野 浩
●メールは一番利用できるIT技術である
「INTEC FORUM」 第285号で述べたように、どこの企業でも使える代表的
なIT技術として、次の2つがある。それは、企業が今までやっていたことを
コンピュータに置き替える技術である。企業の観点から見て、メールは通信文
書に該当し、ホームページは広報宣伝の手段である。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. メール ・・・・・ 通信文書
2.ホームページ ・・・・・ 広報宣伝
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここまで、2の「ホームページ」について述べてきている。しかし、ここか
ら先は「メール」の要素がからんでくるので、メールについて少し述べておく
ことにする。
メールは数あるIT技術の中で最も早く普及し、幅広く誰でも使えるポピュ
ラーな通信手段である。メールには次の3つの特性がある。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.現代の有力な通信手段
2.ストレートに届くこと
3.プッシュ型特性を持つ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
実はメールの技術は非常に古く、大型コンピュータの時代からそれは存在し
ていた。もちろん商用サービスではないが、作業中の大型コンピュータを利用
して技術者同士の情報交換に使われたのである。
この技術を商用サービス化したのが、パソコン通信である。それは日本でも
PCが少しずつ普及を始めた1980年代の後半に流行した。それが1995
年以降にインターネットメールへと変わるのである。
現在メールはごく普通の通信手段になっている。とくに携帯電話でもメール
が使えるようになってからその利用者は激増し、まさに「現代の有力な通信手
段」のひとつになっている。
その特性としては何といっても本人に「ストレートに届くこと」である。こ
の特性は営業にとって欠くことのできない要素である。ホームページは、基本
的にはアクセスを待つプル型のメディアであるのに対し、メールは「プッシュ
型特性を持つ」メディアであり、使い方によっては、訪問セールスパーソン的
役割を担わせることも可能である。
しかし、メールは基本的には手紙と一緒であり、必要な範囲内でしか発信で
きない。まして営業の手段としてメールを使う場合は、そこには普通の通信文
書とは異なる一定の工夫が必要になる。
●メルマガ配信には4つの留意すべきことがある
それでは、普通の通信文書とは異なる一定の工夫とは何か。
それはメールマガジン(メルマガ)である。メルマガは企業から顧客への最
もシンプルにして効果のある情報発信の手段である。そういうわけで、株式会
社インテック・ジャパンでは、2006年4月17日から「INTEC FORUM」 と
いうスタイルのメルマガで情報発信を行っている。本号で291回であり、約
6年にわたってお客様に情報提供を続けている。配信日は毎週月曜日であり、
月曜日が祝祭日の場合は、次の営業日に配信する。
ところで、企業がメルマガを配信するとき、留意すべきことがある。それは
次の4つである。
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1.商品・サービスの宣伝はしない
2.ビジネスに役立つ情報を届ける
3.複数回の連載仕様の内容にする
4.送付する前に相手の了解を取る
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第1は「商品・サービスの宣伝はしない」ことである。
もしメルマガで宣伝をすると、それはDM──ダイレクト・メールになる。
DMは、不特定多数の個人宛に商品案内を送付する方法による宣伝方法であり
もしメールでこれをやると、間違いなく迷惑メールとみなされ、受信拒否扱い
にされてメールが送れなくなる。
第2は「ビジネスに役立つ情報を届ける」ことである。
企業が配信するメルマガでは、ビジネスに役立つ幅広い情報を届けることに
徹し、自社商品・サービスの宣伝は避けるべきである。質の高い情報を継続し
て届けていると、それはやがてビジネスに繋がってくる。
第3は「複数回の連載仕様の内容にする」ことである。
メルマガのコンテンツは、テーマごとに複数回の連載スタイルをとるように
するとよい。そうすることによって、それと同じコンテンツをホームページで
も使えるからである。
第4は「送付する前に相手の了解を取る」ことである。
メルマガの場合これは常識であり、送信する前に必ず顧客の了承を得ておく
必要がある。このことは特定電子メール法で定められている。 つづく
平野 浩
●ホームページ来訪者の情報をどのように把握するか
企業のホームページにとって重要なことは、やはり多くの人がアクセスして
くることである。ホームページにどのくらいのアクセスがあるかについては、
数値として把握できる。また、どのようなルートからアクセスしてくるかにつ
いても調べることは可能である。しかし、アクセスしてくる人がどのような人
であるのかについての情報はホームページ側としてはまったく把握できない。
企業サイドが把握したい情報としては、次の5つが考えられる。しかし、ホ
ームページの来訪者からこれらの情報を把握するのは容易ではない。
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1.氏名
2.年齢・性別
3.メールアドレス
4.職業
5.住所
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これら5つの情報のうち、企業として把握したいのは1、2、3である。し
かし、一番重要なのは3の「メールアドレス」である。これがわからないと、
相手とコミュニケーションができないからである。
コミュニケーションさえとれれば、3の「年齢・性別」についてはおよその
見当がつくし、極端にいえば1の「氏名」ですら絶対に必要な要素とはいえな
い。来訪者の意思として「氏名」を明かしたくないのであれば、企業側として
は、当面コード番号で処理をすればよい。しかし、「メールアドレス」が把握
できないと企業として何もできない。
これらの情報を入手するための仕掛けを用意する。代表的なものは次の3つ
である。仕掛けによって入手できる情報は違ってくる。
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1.イベントへの参加勧奨 ・・・・ 1、2、3
2.プレゼント・コーナー ・・・・ 1、2、3、5
3.メルマガ配信サービス ・・・・ 1、2、3
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第1に「イベントへの参加勧奨」がある。企業サイドで何らかのイベントを
開催し、それへの参加を勧奨するのである。そのさい、参加申し込みページに
おいて、氏名、年齢・性別、メールアドレスを必須入力項目とするのである。
第2に「プレゼント・コーナー」がある。ネット上でのアンケート調査など
に協力を求め、プレゼントを贈呈する。そのためには、氏名、住所は必須の情
報になる。プレゼント・コーナーは現在でもネット上で人気があり、氏名と住
所が把握できるため、実施している企業は少なくない。
第3に「メルマガ配信サービス」がある。文字通りの情報提供サービスであ
る。株式会社インテック・ジャパンでは、現在これに力を入れているが、これ
については、項を改めて説明する。
●「ナレッジ宅配便」──ユニークなメルマガ配信システム
株式会社インテック・ジャパンでは、次の2つの方法で「メルマガ配信サー
ビス」を行っている。
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1.「INTEC FORUM」 メルマガ配信
2.「ナレッジ宅配便」による配信
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1つは「INTEC FORUM」 メルマガ配信である。これについては、ホームペー
ジ上に申し込みボタンがある。ここで要求する情報は、氏名、フリガナ、メー
ルアドレスである。
2つは「ナレッジ宅配便」による配信である。これについては、ホームペー
ジの左サイドの下方に「ナレッジ宅配便」というボタンがある。
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「ナレッジ宅配便」
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「ナレッジ宅配便」とは何か。
インテック・ジャパンのホームページでは、多くの連載コンテンツを配信し
ているが、そのコンテンツを平均6〜20回前後のメールマガジンで読むこと
ができるサービスである。
購読申し込みページで若干の個人情報を入力して「読者登録」すると、次の
日の午前6時に第1号が届き、一日に1回ずつ、回数分自動配信されるように
なっている。もし、申込者があると、企業側関係者にメールで自動的に配信さ
れるので、それとわかるようになっている。そのさい、要求する個人情報は、
次の通りである。メルマガで連載コンテンツを集め、それを整理し「ナレッジ
宅配便」としてホームページの読者に提供するのである。
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http://www.intecjapan.com/knowledge/form_sales.html
――――――――――――――――――――――――――――――― つづく
平野 浩
●メールマガジンのコンテンツをブログで配信
次世代ホームページの例として、株式会社インテック・ジャパンのホームペ
ージを詳しくご紹介する。「INTEC FORUM」 の読者にはお馴染みであるが、改
めてご覧いただきたい。
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≪株式会社インテック・ジャパンのホームページ≫
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メインページを一見すると、ごく普通のホームページに見えるが、既にブロ
グが姿を現している。メインページの左側に縦に並んでいる、上から9個の長
方形のプレートは、すべてブログページへ導くボタンである。ボタンをクリッ
クすると、それぞれのブログ・ページが表示される。
これとは別にホームページタイトルと写真の下に並んでいる5つのボタンが
ある。「研修・講座のご案内」「会社情報」「受講生の声」「よくある質問」
「お問い合せ」のボタンである。これはホームページである。ボタンをクリッ
クすると、参照したいページを表示させることができる。
つまり、このメインページは、ホームページとブログが融合しているが、ブ
ログもホームページのページの一部のように設計されている。ちなみに、ブロ
グはブログ構築ツールの「ムーバブルタイプ」によって構築されている。この
ツールを使うと、ホームページのページと何ら変わらないウェブページを作成
することができる。
まず、ブログについて見ていくことにする。ブログの9個のボタンの下にあ
る「ナレッジ宅急便」と「書籍案内」──これはホームページである──これ
については後から述べる。上から9個のブログはすべて情報発信用として作ら
れている。最初に上から2つのボタンについて説明しよう
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1.INTEC COLUMN
2.INTEC FORUM
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これら2つのコンテンツは、インテック・ジャパンのメールマガジンである
「INTEC FORUM」 の記事と同じものである。「INTEC FORUM」 の記事は、前半
と後半に分かれている。前半の記事が「INTEC FORUM」、後半の記
事が「INTEC COLUMN」であり、毎週メールマガジンの配信後にそ
れぞれのブログページにアップロードされるようになっている。したがって、
このブログは毎週更新される。
なぜ、メールマガジンのコンテンツをブログの記事としてアップロードする
のかというと、それは読者層が異なるからである。メールマガジンは、あらか
じめ本人の了解をとって配信するものであるのに対し、ブログの読者は、広く
ネットからのアクセスによる読者であって読者層が明らかに異なる。したがっ
て、ブログにも出すことによって多くの読者が得られる。
●5つの連載コンテンツによる情報配信
続く7つのブログのボタンのうち、次の5つが月に1回更新されるコンテン
ツである。これらは、社内外のライターによって執筆されている。なお、「海
外生活の達人」と「海外生活の達人U」の2つについては現在休載している。
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◎鈴木雅一の国際人事労務管理講座
◎三木英明「ソウルのお作法」
◎ガレスのワンポイントコラム
◎原島一男の「ワンポイントコラム」
◎長井一俊の「世界最北の日本レストラン」
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これらのブログの連載記事は、少しずつ増加して現在の5本になっているが
今後も必要に応じて増加する可能性がある。さて、既に述べたように、ブログ
がホームページと違う点は次の2つである。
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1.最新の記事が先頭にくる時系列の配置
2.各記事についてコメントを入れられる
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ブログのそれぞれの記事の最後の部分を見ると、「コメント」のボタンがつ
いている。それがブログページである証明でもある。普通のブログは、そのボ
タンをクリックすれば、コメントのページが表示されるが、インテック・ジャ
パンの場合は、別のページが表示され、メールアドレスととパスワードの入力
が求められる。不適切な書き込みを防ぐための措置である。なお、ミクシィや
ツイッターなどの他の通信手段を使ってのコメントの配信も可能である。
企業がブログを忌避するのは、不適切な書き込みを懸念してのことであろう
が、このようにそれを防ぐ方法はいくらでもある。ホームページとブログの組
み合わせは、現在のホームページの一部の改良で済むので、今後増加するもの
と思われる。 つづく
平野 浩