INTEC JAPAN/BLOG

このフォーラムは、異文化研修の教育機関(株)インテック・ジャパンの情報発信用です。
最新のニュースを毎週月曜日にお届けします。

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● 2008年02月 記事 ●

2008年02月04日

ゴア氏の警告に疑問あり/環境問題その3/0092号

●英国高等法院が指摘した「9つの疑問」

 地球温暖化問題を警告する政治家――アル・ゴア氏といえば、その著書『不
都合な真実』と同じ題名の映画があまりにも有名です。これによってゴア氏は
2007年度のノーベル平和賞を景気変動に関する政府間パネルIPCCと共
同受賞するにいたっています。
 しかし、このゴア氏の警告に対して英国の中学生の保護者が求めた訴訟で、
英国の高等法院は次のように注文をつけたのです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 【ロンドン12日共同】地球温暖化を警告したゴア前米副大統領のドキュメ
 ンタリー映画「不都合な真実」の内容が「政治的だ」などとして、英国の中
 等学校で上映しないように保護者が求めた訴訟で英高等法院は10日、「大
 筋で正確である」として原告の訴えを退けたものの、映画には9つの「科学
 的な間違い」があると指摘した。   ――2007.10.12読売新聞
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 その結果、映画『不都合な真実』を英国の中等学校で上映するときは、その
前に先生が指定のマニュアルにしたがって注意を与えることになったのです。
 英国の高等法院が指摘した「9つの疑問/誤り」とは次の通りです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    1.南極とグリーンランドの氷床の融解で海面が上昇する
    2.太平洋の島嶼国は人為的海面上昇で水没の危機にある
    3.地球温暖化により「海洋熱コンベヤー」が遮断される
    4.大気中CO2濃度上昇と平均気温には因果関係がある
    5.地球温暖化で、キリマンジャロの雪冠が激減している
    6.アフリカのチャド湖が干上がった原因も温暖化である
    7.ハリケーン・カトリーナは、地球温暖化が原因である
    8.北極の氷床が溶けて、ホッキョク熊の溺死が増加する
    9.海水温度の上昇によって珊瑚の白化・枯死が拡大する
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

●ウソがまかり通りやすい環境問題

 英国高等法院が指摘した「9つの疑問」のうち、「地球温暖化で、キリマン
ジャロの雪冠が激減している」について考えてみます。
 ヘミングウェイの『キリマンジャロの雪』でも知られるキリマンジャロの山
頂に厚く形成されている氷層は年々少なくなっているといわれます。ゴア氏は
その原因は地球温暖化であるとしているのですが、これについて横浜国立大学
教授である伊藤公紀氏は次のように反論しています。伊藤教授の専門は環境計
測・環境回復科学であり、地球温暖化論の懐疑論者として知られています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 最近の詳しい現場調査によれば、(キリマンジャロの雪冠は)気温上昇で融
 けたのではなく、太陽熱で昇華(固体の蒸発のこと)したことが分かってき
 た。融解と昇華では壁面の様子が全く異なるので、専門家には一目瞭然であ
 る。昇華の原因は湿度の低下であり、それは周囲の樹木が失われたことなど
 が原因であると指摘されている。――『暴走する「地球温暖化論」/洗脳・
       扇動・歪曲の数々』所載伊藤公紀氏の論文より 文藝春秋社刊
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 氷河の末端が海に崩れ落ちる「カービング」という現象をわれわれは何度も
映像で見せられていますが、伊藤教授によると、これは氷河の体積が減少して
いるのではなく、上部で供給される雪氷に押し出されているだけであるという
のです。そしてこのような氷河末端の崩壊は、温暖化の象徴ではなく、寒冷気
候の象徴である――伊藤教授はこのようにいうのです。
 続いて第7の疑問「ハリケーン・カトリーナは、地球温暖化が原因である」
について考えます。
 確かに最近ハリケーンや台風が増えて強力になっていることは感じます。ゴ
ア氏としては、米国に甚大な被害をもたらしたハリケーン・カトリーナも地球
温暖化のせいであるといいたいのはわかります。
 しかし、これについても伊藤教授は地球温暖化のせいではないとして、次の
ように述べています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 海面温度が高いとハリケーンは強くなるのは確かだが、実際には「温かい海
 水層の厚さ」が決定的要因になるらしい。たまたまカトリーナは、温かい海
 水層が厚くなっていた舌状の領域を縦断したために成長したのだ。しかも、
 被害の大きさを決めるのは社会的な因子である。
                ――『暴走する「地球温暖化論」/洗脳・
       扇動・歪曲の数々』所載伊藤公紀氏の論文より 文藝春秋社刊
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 加えて伊藤教授は「ハリケーンの数を決めるのはハリケーンの成長海域の風
の強さであり、それは太陽活動(とくに紫外線)の影響による」という説を主
張しています。このように、地球環境の問題は奥が深いものであり、人間がそ
れを十分に科学的に極めるレベルにはまだ達していないようです。したがって
環境問題にはどうしてもウソがまかり通るといわれているのです。   以上

2008年02月12日

石油やガソリンにに強くなる/原油問題①/0093号

●原油価格が高騰している

 2003年のイラク戦争以降、原油価格が高騰しています。世界の原油価格
の先行指標であるニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)に上場
しているWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)の原油先物価
格の推移は次のようになっています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
   2003年      ・・・ 1バレル= 平均30ドル
   2004年      ・・・ 1バレル= 平均40ドル
   2005年      ・・・ 1バレル= 平均55ドル
   2006年7月14日 ・・・ 1バレル=78.40ドル
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 2003年に「1バレル=30ドル」だったものが2006年には「1バレ
ル=78ドル」になったのですから、実に3年間で2.5倍以上に上昇したこ
とになります。しかし、2007年に入ってからはやや落ち着きを見せ、「1
バレル=70ドル台」で推移していたのですが、2008年1月4日に突然次
のニュースが伝えられたのです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 【ニューヨーク=財満大介】 3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所
 (NYMEX)で、原油先物相場が一時1バレル100.09ドルを付け、
 連日で最高値を更新した。米エネルギー省が同日発表した週間石油在庫統計
 で原油在庫が予想以上に減少。アフリカ、中東の産油国の政情不安も買い材
 料になった。        ――2008.1.4/「日経ネット」より
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ビジネスパーソンでこのニュースを知らない人はいないはずです。しかし、
記事内容はきわめて専門的であり、これによって「石油の値段がまた上がる」
ということはわかるにしても、それぞれの意味するところは今ひとつはっきり
しないという人も多いと思います。
 そもそも「原油」とは何でしょうか。その価格はどこで決めているのでしょ
うか。「1バレル」は、どのくらいの量をあらわす単位なのでしょうか。原油
と石油とガソリンの関係はどうなっているのでしょうか。
 わからないことが多くあります。今年は年明けから「石油」や「ガソリン」
に振り回わされることになりそうです。そういうわけで、しばらく石油やガソ
リンの問題について考えてみることにします。

●「1バレルの原油」とはどのくらいの量か

 最初に「1バレル」という単位について考えてみます。ここで「バレル」と
いうのは次の意味があります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
         バレル = BARREL = 樽
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 「バレル」の語源は「樽」ですが、もっと詳しくいうと「シェリー酒の樽」
という意味なのです。シェリーというのは、スペインの南、アンダルシア地方
の南西に位置する「ヘレス」という町とその周辺のみで作られているワインの
ことであるといわれています。
 石油が「燃える黒い水」とされていた時代に、石油産業発祥の地である米国
では、原油をシェリー樽に詰めて輸送し、売買していたのです。この故事にな
らって現代でも原油の容積単位は「バレル」になっているのです。
 シェリー樽の内容量は159リットルであったことから、この159リット
ルをもって「1バレル」としたのです。159リットルは、キャンプ場などで
簡易風呂として使われているドラム缶の容量が200リットルということです
から、1バレルの原油とは、ドラム缶に約3分の2程度の量であるということ
になります。
 ちなみに米国では「ガロン」という単位を使いますが、1リットルに換算す
ると、約3.785リットルということになります。したがって、42ガロン
で1バレルになります。なお、「ガロン」という単位は英国でも使いますが、
こちらは約4.546リットルになります。一般的に「ガロン」というときは
米ガロンを指すことになっています。
 さて、「原油」とは何でしょうか。
 原油の生成については、次の2つの説があり、どちらが正しいのかについて
は現在でも科学的に決着がついていないのです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
       1.有機体説 ・・・ 石油は有限
       2.無機体説 ・・・ 石油は無限
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 実は、どちらの説に立つのかについて、石油という資源が有限であるか無限
であるかが決まるのです。現在では、石油は有限であるとする「有機体説」が
有力です。有機体説では、プランクトンなどの有機物の死骸が地下に堆積し、
それに長い期間にわたって、熱と圧力がかけられて、炭素と水素の化合物に化
学的に変成された黒色で粘性のある液体を原油というのです。「原油」につい
てはさらに考えます。                       以上

2008年02月18日

原油の正体について知る/原油問題②/0094号

●原油はどのように生産されるか

 原油は炭素と水素の化合物です。しかし、日常の家事やお風呂で利用する天
然ガスも炭素と水素の化合物なのです。どこが違うのでしょうか。それは、炭
素と水素の結合比率が異なるため次の違いが出るのです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
       原  油 ・・・ 常温・常圧で「液体」
       天然ガス ・・・ 常温・常圧で「気体」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 このように原油は「液体」であることが特色なのですが、そのため原油が地
下の深層で地底湖のように液体の状態で溜まっている――それが「油田」であ
ると考えている人が少なくないと思います。
 しかし、実際の油田とは、地下数千メートルの地層――貯留岩という無数の
細かい粒からできている砂岩で形成されており、原油はその貯留岩のなかに存
在しているのです。
 原油を採取するには、ダイヤモンドを先端に取り付けたリグという油田掘削
装置を使って貯留岩まで掘り進み、そのうえでシームレスパイプを油層に突き
立てるのです。そうすると、地層内の圧力で原油が地上目がけて自然に噴き出
してくるのです。
 それでは油田の生産コストはどのくらいになるのでしょうか。
 中東産油国の陸上油田の場合、生産コストは最低なら1バレル当り2〜3ド
ルといわれています。現在、中東産の原油価格は1バレル当り100ドルにま
で達しているので、大変な儲けになります。
 それでは、原油はいつまでもつのでしょうか。
 現在発見されている原油の埋蔵量は、2006年末時点において、1兆20
00億バレルであるといわれます。これを現在のペースで使うと、油田の可採
年数はあと40年だそうです。
 しかし、1970年代に起こった2度の石油危機の時点で、原油の可採年数
はあと30年といわれていたのです。しかし、それから36年以上が経過した
現時点でも原油はあと40年もつといわれています。これはいったいどうした
ことでしょうか。
 それは石油危機によって、今まで採算性の悪さから発見しても手をつけてい
なかった油田の生産を再開したり、石油開発技術の進歩によって新しい油田が
発見されるなどしたことにより、原油の埋蔵量に変化が生じたのです。今後も
開発技術の進歩によって、さらに油田は発見される可能性があります。

●石油・原油・ガソリン・灯油――どう違うか

 ここで、「石油」「原油」「ガソリン」「灯油」は、どこが違うのでしょう
か。その違いをはっきりさせることにします。
 このなかで一番大きな概念は「石油」ということになります。石油は、原油
やガソリンを含めた液体の炭化水素の総称なのです。すなわち、常温・常圧で
液体であり、火をつければ燃える炭素と水素の化合物――それらはすべて石油
といわれるのです。
 「原油」は、一般的には、そのままでは燃料として利用することはできない
のです。トッパー(常圧蒸留装置)と呼ばれる巨大な反応塔に原油を注入し、
下から暖めて蒸留するのです。そうすると、原油のなかに含まれている石油製
品の成分が沸点で気体に変化します。気体になった石油製品は比重を利用して
装置内で選り分けられ、冷却されて液体の状態に戻されます。
 このようにして、石油製品が、軽い成分から「ガソリン」「灯油」「軽油」
「重油」の順序で誕生するのです。つまり、原油とガソリンなどは、原料と製
品の関係なのです。
 いうまでもないことながら、石油製品には不純物が含まれないことが大前提
の条件になります。そのため徹底的に不純物を分離して取り除くのです。しか
し、石油精製で取り除かれた含有成分や不純物には別の使い道があるのです。
例えば、道路を舗装するために使われるアスファルトは、原油を蒸留する過程
で残った残油が原料になります。また、硫黄を取り除く脱硫過程で分離された
硫黄は工業製品などの原料になるのです。
 原油にはいろいろな分類のしかたがありますが、その性質によって次の3つ
に分けられます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
      1.軽質油 ・・・ ガソリン、ジェット燃料
      2.重質油 ・・・ 重油/中小型船舶の燃料
      3.硫黄油 ・・・ 高硫黄油/低硫黄油など
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 以上は、原油の性格による分類ですが、原油の産出国によって分類すると次
のようになります。この2つのうち、日本が一番多く輸入している原油は、中
東産原油であるドバイ原油なのです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
      1.WTI原油 ・・・・ 軽質・低硫黄原油
      2.ドバイ原油 ・・・・ 重質・高硫黄原油
―――――――――――――――――――――――――――――――  以上

2008年02月25日

原油価格を押し上げている4つの要因/原油問題③/0095号

●石油の便利さはその「液体」という性質にある

 あまり身近にあり過ぎて、その便利さを実感していないもののひとつに石油
があります。石油の利点は何といってもそれが「液体」であるという点にあり
ます。なぜかというと、「液体」であれば輸送に便利であるからです。
 同じ炭素と水素の化合物である天然ガスと比較してみればよくわかります。
石油はポリエチレンのタンクに入れて誰でも簡単に持ち運びができますが、天
然ガスは「気体」であって輸送は非常に難しいからです。
 発電所の発電機は、原子力をはじめ石炭、天然ガス、風力、水力などさまざ
まなエネルギーの利用が可能です。しかし、現在、人類が持つ技術では自動車
や飛行機などの輸送用機械で使われる燃料は石油だけです。石炭ジェット機や
原子力自動車などというものは、出現していないのです。
 日本では戦時中に石油が不足し、木炭を焚いて自動車を走らせましたが、こ
れなどは大変な発明であったといえるでしょう。もっとも最近では、電気自動
車の実用化が進みつつはありますが、何といっても、その便利さにおいて、石
油以上のものはないのです。
 その石油製品のひとつであるガソリンは、既に述べたように、原油を蒸留し
たときに、一番上に上昇してくる最も軽い揮発油であり、無色・透明の液体な
のです。しかし、ガソリンは爆発しやすい性質があり、灯油と間違えないよう
にオレンジ色に着色してあるのです。
 1886年に、ドイツのゴットフリープ・ダイムラーとカール・ベンツがガ
ソリンエンジンの開発に成功し、さらに1908年にガソリンエンジンを利用
して米国のヘンリー・フォードがT型フォードという安くて頑丈な大衆車の開
発に成功したことによって、世界中にモータリゼーションの波が押し寄せたの
です。それと同時にガソリンの利用価値が一気に上昇することになります。

●原油価格を押し上げている4つの要因

 ところで、ガソリンの価格はどのように決まるのでしょうか。
 ガソリンは、既に述べたように原油を採取して、それを精製して製造するの
です。したがって、ガソリンの価格は、次の5つの変動費用によって左右され
ることになります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ガソリン価格=
 (原油調達コスト+原油輸送費+精製コスト+物流コスト+販売コスト)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 これによると、現在のように「原油調達コスト」が急上昇すると、ガソリン
価格は高騰することになります。現在、日本のレギュラーガソリンの販売価格
は、1リットル当り150円を超えているのです。
 しかし、日本のガソリン価格はもともと高いのです。日本人の感覚では、レ
ギュラーガソリン1リットル当り100〜120円といったところであり、と
くに高いと感じてはいなかったはずです。
 現在は違いますが、少し前まで米国のレギュラーガソリン価格は1ガロン当
り1ドル〜2ドルに過ぎないのです。これを日本円に換算すると、1リットル
当り30〜60円――これが米国人のガソリン価格の常識なのです。日本の半
額以下ということです。
 とにかく日本は、ガソリンやビールという日常ありふれた製品の価格が米国
に比べて高いのです。政府の調査によると、ガソリンはニューヨークの3倍、
ビールも3倍ということです。それは製品の半分が税金だからです。原油価格
が現在のように高騰していなくても非常に価格は高いのです。
 それでは、現在の原油価格を押し上げている要因とは何でしょうか。その要
因には次の4つがあります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
   1.新興経済発展諸国(BRICsなど)による石油需要の増大
   2.中東情勢の先行き不透明感に伴う地政学リスクの高まりなど
   3.米国最大油田地帯の瓦解――ブルドーベイ油田生産中止など
   4.需要増を見込みニューヨーク原油先物市場への投機資金流入
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 もともと有限の資源である石油に対して需要が増大すれば価格が上昇するの
は当然のことです。とくに顕著な経済成長を続ける新興経済発展諸国、なかで
もBRICs――ブラジル、ロシア、インド、中国による石油需要は増大して
いるのです。
 ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWIT原油価格は、
イラン核開発問題、イスラエルによるレバノン空爆などの中東情勢の先行き不
透明感によって高騰していたのです。ここで地政学リスクの地政学とは、19
世紀の欧州におけるパワーポリティックス(権力政治)の概念のことであり、
地理的に隣接している国同士の領土拡大紛争を研究する学問のことです。そう
いう先行き不透明感があると、原油価格は高騰するのです。
 このような状況のときに2006年8月に米国最大の油田であるブルドーベ
イ油田が生産中止を発表したのです。これは投機筋に格好の原油先物買いの材
料を与えたかたちとなり、一気にニューヨークの原油先物市場に投資資金を投
入してきたのです。これらの4つが原油高騰の要因なのです。     以上

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