IT技術はどこまで営業を変革するか/11/0294号
●ホームページを訪れる正味の人数をウオッチする
ホームページを作ってアップしている以上、どのくらいの人が訪問してくる
かについて企業として個人として、関心があって当然である。まして企業のサ
イトで、ホームページを集客目的に使うことを考えている場合は、そのアクセ
ス状況を毎日チェックする必要がある。
しかし、ホームページのアクセス状況について、モデルになるような数値は
公開されていない。企業ならこのくらい、個人ならこの程度という成功ライン
の数値が明確ではないのである。
ホームページのアクセス状況を分析するツールは、「グーグル・アナリティ
クス」をはじめ多く用意されている。多くの項目が分析できるが、最も基本的
な数値は次の2つである。
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1.ユニーク訪問者の数
2.ページ・ビューの数
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最初に「ページ・ビューの数(PV)」について説明する。ページ・ビュー
とは、サーバーからHTMLファイルが呼び出された回数のことである。した
がって、これによってどのページがどのくらい見られたかということはわかる
が、それが何人の訪問者によって見られたかはわからない。
それを知るには「ユニーク訪問者の数」を調べる必要がある。ユニーク訪問
者の「ユニーク(unique)」とは「一意の」という言葉に置き換えられる。つ
まり、「他に同じものがない」という意味になる。ユニーク訪問者について定
義すると次のようになる。
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ユニーク訪問者とは、ホームページへのアクセス数の単位の一つであり、あ
るサイトを特定の期間のうちに訪れた人のユニークな数である。この場合、
同じアドレスを持つ人が複数回訪問しても1人と数える。この点、ページ・
ビューはある期間中に、単純に各ページがサーバーから呼び出された回数の
総計であり、この数値から訪問者数は算出できない。
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ホームページのアクセス数については、ほとんどの企業で公表していないが
公表する場合も、年間何万回ページ・ビューというように年間のPVの数値に
限られる。大企業の場合は、商品のCMを流したあとの数ヵ月間、ホームペー
ジへの影響度をチェックする程度で、概してホームページへの訪問数をあまり
気にしていないように見える。
●1日1000人を超える安定した訪問者のあるホームページ
株式会社インテック・ジャパンの場合、ホームページについては、次の方針
を立てて取り組んでいる。
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1.ビジネスパーソンに役立つ最新の情報を提供する
2.情報提供型のホームページづくりを目指している
3.1日当りユニーク訪問者数を増加させるのが目標
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なぜ、1日当りのユニーク訪問者数を問題にするかというと、毎日安定した
訪問者数を確保したいからである。情報提供型のホームページづくりを目指す
以上、それは当然の目標である。
それでは、その成果は得られているかというと、現在のところ道半ばという
ところである。しかし、2009年にユニーク訪問者は1日1000人を超え
て以来現在まで、この数値を下回ったことはなく、「1日1000人以上」の
安定的訪問者数を確保できている。
これまでの1日の訪問者の最高人数は、2009年9月12日の2069人
であり、平均として1日1300〜1400人である。比較する基準はないが
1日の数値としてはけっして低い数値ではないと考えている。各コラムの数値
もとっているが、各コラムともに1日平均50人以上のアクセス数があり、繰
り返し読まれていることを感じさせる。
企業の数値ではないが、個人のホームページの場合、毎日のアクセス数は大
体次のような数値が参考になる。この本の著者の岡崎久美氏によると、「1日
30ヒット」に届けば個人サイト作りは成功といえるとしている。 つづく
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A.1日 10ヒット以下 サイトの存在感なし
B.1日 10〜 25ヒット そこそこの告知活動
C.1日 25〜 50ヒット 軌道に乗りつつある
D.1日 50〜100ヒット 訪問者ニーズはあく
E.1日100〜200ヒット 準優良サイトである
F.1日200ヒット以上 優良サイトの可能性
──岡崎久美著/МdNコーポレーション
『ホームページのアクセス数を確実にアップさせる112のコツ』より
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平野 浩

