「名画から選んだ美しい英語」(61)
〜かざらないし、ナンセンスじゃない〜
映画の中で話されている、上品で丁寧なフレーズをそのまま紹介する連載。
1930年代からクラリネット奏者として一世を風靡したベニイ・グッドマ
ン。家族がガールフレンドのアリス(ドナ・リード)のことをうわさしている
会話。
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HARRY: She's nice, isn't she. mum?「お母さん、彼女はステキだね」
MOTHER:Nice. Who's nice? 「ステキだって、誰が?」
HARRY: Alice! 「アリスのことさ」
MOTHER:Oh, yes. She's fine 「そうね。上流の娘にしては、
for a high society girl. いい感じね。
No frills... No-nonsense... かざらないし、ナンセンスじゃない。
Just like anybody else. どこにでもいる人のよう」
――「ベニイグッドマン物語」(The Benny Goodman Story 1955年)
監督/脚本 ヴァレンタイン・デイビス
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・No frills. No-nonsense.
=「ごてごてしたものがついていない。ナンセンスでない」
→「かざらないセンスがいい」。
・no-nonsense =「現実的な/厳しい」という意味もある
・just like 〜 = She is just like 〜 =「彼女は〜のようです」
母親にとっては、上流階級に対する特別な意識があるのでしょう。「上流の
娘にしては、いい感じ」と言っています。
(原島 一男)
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